医療センターのヘッドRNと臨床インフォマティクス連絡員は、一つの課題を抱えていました。米国のメディケア/ メディケイドの電子医療記録（EMR）の使用要件を満たし、患者への安全な記録配布を保証できるプロセスを導入することでした。2011年から2015年の間に電子医療記録を採用した場合、金銭的なインセンティブが与えられるという米国のプログラムがあったのですが、所定の期間内にEMRの使用要件を満たさなかった場合、金銭的なインセンティブを取得できないだけでなく、2015年からは何千ドルもの罰金を支払う必要がありました。

この組織はまた、患者にオンデマンドの記録を提供する必要がありました。新しい規制では、病院は退院時に患者に退院指示の電子コピーを提供しなければいけませんでした。つまり、患者の記録を電子形式に変換し、患者が病院を出る際にCDまたはDVDを提供することを意味していました。Rimageのソリューションを購入する前は、患者にしか電子医療記録を提供することができませんでした。「Rimageシステムを導入する前、私たちが患者に提供できたのは、紙に印刷した医療記録でした。紙の医療記録を使うことは危険を伴います。紙は紛失されたり盗まれたりする可能性があるからです。」「定期的に医療記録を印刷することは手間と、費用と、時間がかかりました。」効率的に電子形式で医療記録を作成し、CDまたはDVDに焼き付ける必要がありました。さらに、医療プライバシー法により、ワークフローの安全性も求められていました。

Rimageシステムを導入することにより、組織は患者のセキュリティは変わらない状態で、意義ある利用基準を満たすことができました。患者の情報開示（ROI）要件に準拠することができたので、病院の基準と実践が意義ある利用の要件と調和したのです。＜p＞ ＜p＞さらに、医療記録の文書をコピーするという煩雑な作業を廃止することで、組織は大量の労働時間を節約することができました。＜p＞

Rimageのソリューションのおかげで、彼らはROIに準拠し、暗号化されたディスク上で患者に完全な医療記録をオンデマンドで提供することが可能になりました。この改善に伴い、患者は自分の医療記録に積極的に関与することが増えました。意義ある利用の要件を満たすサービスを提供し、患者が自身の医療により積極的に関与できるようになったのです。

患者に利益をもたらすサービスの提供

この部門はすでにRimageシステムによる劇的な効率改善を実感しています。「1か月以上当院に入院していた患者を他の施設に転院させる必要がありました。転院に必要な医療記録は4,500ページ以上あったのですが、Rimageシステムを使用すると、30分でディスクに出力することができました。Rimageシステムがなければ、患者の転院手続きのために医療記録をコピーする作業に丸1日がかかっていたでしょう。」

複数のプロバイダーからの医療記録

この組織は他の情報源から患者の医療記録を受け取るためのポータルも持っています。Cerner Millenniumソフトウェアを使用することで異なるプロバイダーからの医療サービスの調整がスムーズに行われ、Rimageシステムと統合されています。情報がCerner Millenniumソフトウェアで収集されると、健康情報管理（HIM）の管理者がCerner Millennium Clinical Reporting XRを使用して、患者の医療記録を安全なディスクに迅速に出力するための出版ジョブをRimageシステムに送信します。

業界の専門家は、情報の電子的な開示機能を提供することは意義ある利用の要件を満たすプロセスの一部にすぎないと認識しています。

「Rimageシステムを導入する前、私たちが患者に提供できる唯一のオプションは医療記録の紙の印刷物でした。この手順だとセキュリティが確保されておらず、印刷物が紛失したり盗まれたりする可能性さえありました。」
と、主要な医療センターと病院の主任RNおよび臨床情報連絡員は述べています。

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