2006年3月以前、JVISDAはたくさんのメディアをVHS形式で保管していました。DVDフォーマットへの商業トレンドの強まりと、VHSテープが在庫スペースを比較的多く占有するという事実から、JVISDAは最も需要が高かった4,000本のVHSタイトルをDVDに変換しました。この変換後、JVISDAは新たに変換されたデジタルコンテンツを活用し、帯域幅を使用せずに受注フルフィルメントプロセスを改善したいと考えました。

「軍の施設ではほとんどの場合、複数のファイアウォールが使用されており、フルビデオのダウンロードは非常に困難です」と、JVISDAの副ディレクターであるVincent Rotellは述べています。「さらに、大部分の顧客は大きなファイルをダウンロードするという面倒な作業が嫌いです。DVDの方が便利です。私たちはスピーディーにコピーし、顧客に送付するための効率的なプロセスが必要だとわかっていました。」JVISDAは、経費をかけずに、顧客が期待する速やかな対応を実現するために、実績がある迅速な受注フルフィルメントソリューションを求めていました。「VHSと旧来の受注フルフィルメントプロセスでは、顧客の受注に対応するのに4週間以上かかっていました。隊員が配置転換した時に、訓練資料が必要になります。このような場合、４週間以上という時間は長すぎます。」

完全自動化された製造プロセス

NetDiscソフトウェアと組み合わせたRimageディスクパブリッシングシステムは、JVISDAの製造注文処理を始めから終わりまで効率化するカスタマイズされた高容量な自己維持型のソリューションを提供しています。このシステムは、お客様のEメール注文を受け入れ、JVISDAの配布専門家によって検証され、NetDiscに転送されます。そこで、配送先の住所、配送方法、承認などの要素が集約されます。データは自動的にRimageディスクパブリッシングシステムに送信され、ロボットピッカーが空のディスクを選択して複製機に配置します。複製が完了すると、ディスクは自動的にRimageプリンターに配置され、鮮やかな色のカスタムラベルがディスクの表面に直接印刷されます。その後、ディスクは梱包され、発送されます。「始めから終わりまで、プロセスは完全に自動化されています。これにより、顧客サービスを大幅に向上させることができました。」

在庫を減らし、迅速な注文処理

従来、JVISDAの顧客サービスと注文処理は在庫過多な状態と全く在庫がない状態に陥らないように、微妙なバランスを取る必要がありました。「Rimageシステムを導入する前は、在庫を減らしながらお客様が要求する迅速な配送を維持することは達成不可能な目標のように思われました。このシステムを導入した後、非常に迅速で信頼性がある注文処理が実現しました。RimageディスクパブリッシングとNetDiscへの移行は完全な成功を収めました。」

小さなスペースで大きな結果

RimageディスクパブリッシングシステムとNetDiscソリューションは、JVISDAの運用を効率化し、物理的なスペースをほとんど必要としません。2台のRimageディスクパブリッシングシステムとプリンター、サーバー、郵送機を含むセットアップ全体は、何台かのテーブルトップだけで済みます。「以前はこのような操作に施設全体を割かなければなりませんでした。システム導入により、大きなスペースを節約できるようになりました。」

“導入は簡単でした。システムが稼働している今、自己維持型のソリューションとなっています。”
ヴィンセント・ロテル氏、副ディレクター
Joint Visual Information Services Distribution Activity