SASは毎日, ソフトウェアが収録された数千枚ディスクを出版しています。SASは世界中の顧客に迅速な対応をするために、非常に効率的な配布プロセスを持っています。技術スタッフは、締め切りを守ることを常に心がけています。「顧客は注文をすると、その日のうちにメディアを手に入れたいのです。」とSASの主要システム開発者であるケン・ハウエルは述べています。さらに、迅速に、プロフェッショナルな印象を与えるディスクを制作しなければいけません。「何年も前、私たちが初めてCDを製造し始めたとき、ラベルはレーザープリンターで作成していました。」とハウエルは言います。「オペレーターが手でCD-ROMに貼り付ける必要がありました。正確に中央に合わせないと、バランスの取れていないCDになり、読み取り機で問題が発生する可能性があります。他のベンダーのロボティクスも試しましたが、Rimageほど信頼性がなかったです。」

品質管理と速度

Producerソフトウェアの独自のアーキテクチャには特許取得済みのデータストリーミング機能が備えられていて、パブリッシングシステムはSASネットワークから複数のデータストリームを受信することができます。一意のディスクは連続して記録され、次の利用可能なパブリッシャーを待つキューに、既に準備されたデータが用意されています。コンピュータオペレーションのグループマネージャーであるブレンダ・ピットマンは、「1つのイメージ（ソフトウェアとそれに対応するラベル）を1つのRimageパブリッシャーで実行し、別のイメージを別のRimageパブリッシャーで実行することができます。これにより、1人の顧客のすべてのメディアをより速く、効率的に生産できます。」と述べています。

また、ハウエル氏によれば、社内のCDやDVD印刷機能が外部の印刷業者と比べてかなり高速になったのだそうです。「従来のCDパブリッシングでは、正確さを確認するために対象となるメディアを見比べながらの作業が必要です。」とハウエル氏は述べています。「Rimageの設備を使用することで、社内でテストコピーを作成し、品質管理から承認を得ることで、非常に迅速に出荷可能な製品が出来上がるのです。」この速度はソフトウェアの更新が発行された際にも重要です。変更をすぐに統合し、ディスクを素早く生産して出荷できます。

耐久性と写真のようなラベル印刷

SASは特にRimageの印刷技術による耐久性と写真のような美しいラベル印刷に満足しています。Rimageの革新的な熱再転写技術により、SASはディスクの表面に直接接着された永久的で高解像度の印刷物を作成できます。その結果、印刷物はプロフェッショナルな外観を持ち、水、キズ、汚れに強い、ほぼ永久的なものとなります。「もう1つの印象的な点は、Rimageがメディアを保証していることです。つまり、メディアの書き込みに問題がある場合や検証に失敗した場合には、実際にそのディスクを交換してくれるということです」とハウエル氏は述べています。

内部および外部の対応力

「私たちは当日の午後や夜間の出荷のために、その日に配布する必要があるジョブを実行するための時間を特別に確保しています」とコンピュータオペレーションスペシャリストのダブリアン・ウィルソンは述べています。Rimageシステムを使用することで、SASは大規模なパブリッシングを24〜48時間で迅速に行うことができます。「しばしば、配布センターから問い合わせがあり、『今夜何が手に入りますか？』などと尋ねられることがあります」とシフトスーパーバイザーのレジタ・ジョーンズは言います。設置された多数のRimageパブリッシャーにより、SASは要求にさらに対応できるようになりました。「以前は1晩に1,000〜1,200枚の製品を生産していたに対し、今では1晩に2,500〜3,000枚を生産できるようになりました。これは配布センターと私たちの部門の両方にとって非常に喜ばしいことです。」Rimageパブリッシャーを導入することで、仕事が美しく、正確に、そして迅速に完了します。

他のベンダーのロボティクスも試しましたが、Rimageほど信頼性がありませんでした。

ケン・ハウエル、SASシニアシステムデベロッパー